『歴史台湾』紹介
本館では2010年から「歴史台湾 国立台湾歴史博物館紀要」を刊行しています。創刊の趣旨は多方面にわたる台湾研究関連文章をまとめることにあります。新たな史料を運用したもの、文物研究、展示、所蔵、公共サービス等クリエイティブな観点の討論等、新世代の研究者がその研究を更に深化させることを期待しています。本館は2021年10月に文化部三級機関に昇格、「みんなの台史博」の伝統から、さらに「世界の台史博」へとビジョンを定めました。『歴史台湾』も、博物館歴史学や領域横断的研究を総合した研究雑誌として、歩み続けます。
『歴史台湾』は半年刊、毎年5月、11月刊行です。台湾史、博物館学、文物収蔵保存や科学的検証、物質文化、博物館歴史学(Doing History in The Museums)等の中国語/英語研究成果を掲載しています。中でも、本館所蔵資料、展示品、普及教育に関する研究を歓迎しています。
募集原稿の種類は以下の通りです。
・学術論文;学術論文の規格に即したオリジナル論文、3万字程度。
・研究ノート:学術論文執筆準備段階のフィールドワーク、オーラルヒストリーや資料整理の記録、及び博物館収蔵品、歴史文物、文献史料、展示、公共サービス、教育普及活動の紹介、解題、考証、科学的検証、調査取材等、1万字程度。
・評論:本紀要と関連領域の図書、論文、展示、事件、イベント、政策、公共サービス、教育普及等に関する分析、評論文。研究討論、展示評論、収集戦略論、書籍紹介、書評、経験報告、その他短文も含む。8千字程度。
・報道:本紀要と関連領域の展示、事件、イベント、動向、政策等、台湾史の見聞、知識に資する観察、記録。シンポジウム、ワークショップ、読書会、文物鑑定、シリーズ講座、展示活動、教育普及、交流訪問、研究団体その他関連活動の記録、観察、5千字程度。
・投稿の際は本紀要の投稿規定に従うこと。歴史研究は歴史学門、芸術研究(博物館研究)は芸術学門の規定に従う。同じ文章を異なる学門の規定で投稿しないこと。規定、申請書は、本館ホームページ(我要投稿頁面連結)よりダウンロードするか、メールにして申請(histwn@nmth.gov.tw)。。
・投稿の際は原稿と申請書をhistwn@nmth.gov.twに送付、タイトルは「投稿館刊『歴史台湾』」。